535【桃山時代】南蛮工芸 古式銃の硝煙入れ 槍を持った裸の戦士像図 ヘラクレス図 紋章入り 南蛮文化 南蛮美術 ポルトガル
1543年(天文12年)、種子島に1隻の中国船が漂着し、この船に乗っていたポルトガル人により火縄式鉄砲が伝えられました。それ以後、ポルトガルから鉄砲が大量に輸入されましたが、おそらく同時に硝煙入れも輸入されたはずです。また、当該種子島の火縄式鉄砲に使われていた銃身の尾栓にネジが使われていたそうです。それが、日本に輸入された初めてのネジだそうです。本品は、桃山時代に輸入された火縄式鉄砲に附属した銅製の硝煙入れだと思います。蓋がネジ式です。文様は、槍を持った裸の戦士像で、ギリシャ神話の英雄を彷彿させます。いかにもカトリックの国であるポルトガルの製品だと思います。
【サイズ】
奥行3.5cm 横8cm 高さ16cm
【その他】
擦りキズがあります。手擦れで文様が磨滅しています。大量生産された工業製品ではなく、手作り感があります。
【落札前に必ずお読みください】
・本品は古美術ですので経年に伴う汚れの他、写真では捉えきれていない傷や割れや直し等がある場合もございます。その様な個所は出来るだけ現状を伝えるように努力はしておりますが、当方での見落としがありうる場合もゼロではございません。この点を理由とした返品は遠慮頂いています事、ご理解の上ご入札ください。気になる箇所がある場合は事前の質問をお願いいたします。
・製作年代等の説明書きは、あくまでも当方(骨董収集歴30年以上)の個人的な見解に基づくものであって内容を保証するものではございません。見解の相違に基づく返品はお受けいたしかねますので疑問がある場合は入札をお控えいただきますようお願いいたします。
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