自在鉤(じざいかぎ)は、囲炉裏(いろり)や竈(かまど)で使用される調理器具の一つです。
鉄瓶や鍋などを吊るして、高さを調整できる金具のことを指します。
高さを自在に調整できることから「自在鉤」と呼ばれるようになりました。
古民家の風情を象徴する道具でもあり、実用性と装飾性を兼ね備えた外観が特徴です。
自在鉤の起源は、囲炉裏が使われ始めた平安時代に遡ると考えられています。
当初は、単に鉤を付けた棒をロープで吊るすといった簡素なものでした。
室町時代以降になると、現在の自在鉤に近い形が現れ、江戸時代には、庶民の間にも広く普及しました。
日本の歴史を象徴するような、歴史を感じ逸品です。
この機会に是非ご購入ご検討ください。
コンディション:中古品の為、写真の様な傷、擦れ汚れがありますが、その他は大きなダメージはありません。
サイズ横35センチ奥行き6センチ高さ194センチです。
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