広瀬栄一コレクション拓本9-34●昭和3年 下総 香取神宮 海獣葡萄鏡 失敗作 250503 古文書


茨城県石岡市高浜にある広瀬酒造(白菊酒造)の元社長で考古学者の広瀬栄一氏が昭和期を中心に収集された拓本等を追加ご案内致します。


香取神宮(かとりじんぐう)は、千葉県香取市香取にある神社式内社名神大社)、下総国一宮旧社格官幣大社で、現在は神社本庁別表神社
関東地方を中心として全国にある香取神社の総本社。茨城県鹿嶋市鹿島神宮、茨城県神栖市息栖神社とともに東国三社の一社[1]。また、宮中の四方拝で遥拝される一社である。
千葉県北東部、利根川下流右岸の「亀甲山(かめがせやま)」と称される丘陵上に鎮座する。日本神話大国主の国譲りの際に活躍する経津主神(フツヌシ)を祭神とすることで知られる、全国でも有数の古社である。
古くは朝廷から蝦夷に対する平定神として、また藤原氏から氏神の一社として崇敬された。その神威は中世から武家の世となって以後も続き、歴代の武家政権からは武神として崇敬された。現在も武道分野からの信仰が篤い神社である。
文化財としては、中国代の海獣葡萄鏡(かいじゅうぶどうきょう)が国宝に指定されている。建造物では江戸時代本殿楼門、美術工芸品では平安時代の鏡、中世の古瀬戸狛犬が国の重要文化財に指定されており、その他にも多くの文化財を現代に伝えている。