LP The Durutti Column,Tuxedomoon収録クレプスキュール82年ライヴ Some Of The Interesting Things You'll See On A Long-Distance Flight


★目視による判断となります。

○V.A. (The Durutti Column, Tuxedomoon, Paul Haig...) / Some Of The Interesting Things You'll See On A Long-Distance Flight

○ジャケット:B

○盤:B

〇備考:BELGIUMオリジナル:初年度'83年PRESS:元々の紙製スリーヴ付き(抜けなし)

ベルギーのクレプスキュール・レーベル関連のアーティストのオムニバス・ライヴ・アルバムです。

1982年2月に行われた、レーベルから作品をリリースしているアーティストが何組も出演するライヴ・ツアー「Dialogue North/South」での演奏を収めたもので、収録メンバーはポール・ヘイグ&リズム・オブ・ライフ、リチャード・ジョブソンとタキシードムーンのコラボレーション、ネイムス、マリーン、そしてドゥルッティ・コラムです。ポール・ヘイグが5曲収録されていることから、レーベルとしては彼が当時の推しであったということでしょう。一方で、人気の高いアンテナはツアーに参加していたものの収録曲なし。

オランダのニュー・ウェイヴ・バンドであるミニー・ポップスのウォーリー・ヴァン・ミデンドルプの口上に始まる本編は、途中で幕間の時間調整的に4度セルジュ・ゲンスブール作の短いインストが挟まれますが、これはゲンスブールがライヴに出演していたわけではなく、映画「Goodbye Emmanuelle」(さよならエマニエル夫人)のサウンドトラックから抜粋して収録したものです。これは必要だったのかな…とちょっと疑問も湧きますが、そういうものが入っていても(というか入っているからか)クレプスキュールのオムニバス・アルバムには、いつも自然な流れと統一感(特に静寂さ)が感じられます。各アーティストの音楽性はばらばらなのに不思議ですが、要は類は友を呼ぶ的にクレプスキュールに集まった人やバンドだからでしょう。ちなみに、本盤は初期のクレプスキュールの伝統に倣って最初カセットテープでリリースされました。

○コンディション表記

S=新品

A=美品

B=良品

C=普通

D=不良

コンディションは目視となりますので細部にこだわる方はご遠慮ください。