[Artworks]パブロ・ピカソ|マリー・テレーズ|肉筆|油彩|原画|オルセー美術館認証

| 商品説明 | パブロ・ピカソの油彩/キャンバスの肉筆原画です。1937年に描いた「Portrait of Marie-Therese Walter(マリー・テレーズの肖像)」(油彩/キャンバス、100x81cm)の習作の1つと思われます。出品作品は本作(カタログレゾネ)と比べると、筆致、構図、色彩とも本作に近い作品です。左下にサインが書かれています。裏面にはパリのオルセー美術館の認証票(作品概要を記載、一部剥がれや汚れあり)などがあります。これらにより作品は真作であることを示しています。作品は木枠に張った状態で長い年月保管されてきたようですが、優良な保管環境で保管されていたため、保存状態は良好です。 制作年:1937年 サイズ:60.1 x 40cm ***重要!額縁代金のうち5000円を補助!即決購入は額縁、送料とも無料!*** 「額縁は自分で選びたい」「同じサイズのを持っているので額縁は不要」などの声がこれまで多数ありました。その要望に答えて出品作品に額縁は付きません。額縁が不要な方はそのまま作品のみを購入してください。落札者で額装を希望する落札者は、以下のいずれかを選択してください。 (1)当方取引先の額縁専門店「マルニ額縁店」(栃木県)がHPで販売している中でお好きな額縁を選ぶ (2)写真掲載した額装例3点のうちお好きなものを選ぶ (3)当方にすべて一任する いずれでも購入金額のうち5000円を当方が負担します。なお、サイズや装飾などによって額縁の金額はピンからキリですが、この作品のような約60x40cmの場合は標準的なもので29000円ほどになります。この金額から5000円をお引きします。したがって落札者の負担額は24,000円ほどです。 また、即決で落札いただいた場合は、上記3点の額縁のうちお好きなものを無料で提供します。送料も無料となります。 なお、落札後はお名前、住所等の入力と同時に、額縁の要不要や額縁選択をお知らせください。その後こちらから送料を入力しますので、それまでご入金はお待ちください。 |
| 発送方法 | 佐川急便で発送します。送料は額縁の要不要の連絡をいただいた後にお知らせします。以下の通りです。 額縁なし:3,000円 額縁あり:額縁代金(当方負担5,000円を引いた金額)+送料3,000円 |
| その他 | <商品について> 肉筆原画の海外輸入品を中心に扱っています。出品する商品は自信を持って提供するものですが、サイズや技法など商品説明と違うことが判明した場合は、到着後1週間以内にお申し出をいただければ返品に応じます(鑑定は1ヶ月)。その際にかかる送料もこちらで負担します。 <発送について> 商品は原則として入金確認の当日または翌日に発送します(額縁発注の場合は1週間)。配達日時指定にも対応します。N.Supply受け取りの領収書発行にも対応します。 <絵画および絵画市場に対する所感②>...随時更新します... ―2019.9.25放送 「NHK クローズアップ現代 “ウサギの彫刻”に100億円!? 現代アート高騰の舞台裏」を観て― 今年5月ニューヨークのオークション「クリスティーズ」で、ステンレス製の「風船うさぎ」の彫刻が存命アーティストとして市場最高値100億円で落札された。そんな価格になったのは、美術作品としての価値が反映された結果ではない。この価格を”作り上げた”のは、画廊、批評家、コレクターによるチームワークだ。美術品としては特に価値も高いとは言えないこの彫刻を大手ギャラリーがまず目をつけた。「これは高値になる」と判断したわけだ。ここから価格を急騰させるべくチームが動く。まず著名な美術批評家が作品に高い評価を与え、その後これも著名なコレクターが作品を購入し所有する。この来歴が価格を吊り上げ100億円となったのだ。大手画廊→著名批評家→著名コレクターへとバトンが渡り、そして大手オークションへ。この鉄壁の図式によって故意に作り上げた100億円であり、美術品としての価値そのものとはほど遠いのである。しかし、アーティストはもちろん、三者のチームもオークションハウスも関係者一同笑いが止まらない。こうした現状を番組出席者の宮津大輔(アートコレクター、横浜美術大学教授)も宮田裕章(慶應大学教授)も手放しで称賛し、日本でもそういう状況を作ることが必要と言う。さらにこんな高値に手の届かない一般愛好家は5万円出して(小さなものを)買えばいい、それも無理なら1000円のグッズでもいい、それも立派な文化貢献だと言い放つ。最も大事にすべき大多数の美術愛好家を見下した彼ら大学教授の発言に開いた口が塞がらない。シャガールの色彩、ピカソの多様な表現、モネの光の印象、マチスの線描に感動する私のような人間は時代遅れと言わんばかりだ。では現代アート界のこのような人工的な美術価値操作も立派な文化貢献なのかと彼らに問いたい。 <出品者紹介> 現在、米国、南米諸国、イタリア、フランス、スペイン、東欧など十数カ国のギャラリーやディーラーと取引をしています。ポップアート系画家やゴッホ、シャガール、ピカソ、ミロ、モネら主に近代現代の作家の絵画を入手したら連絡が入ることになっています。購入条件として真作であること、さらに真作であることを客観的に証明できるものを極力用意できていることを購入の前提にしています。鑑定書(証明書)がない場合は、公定鑑定人に鑑定を依頼することにしています。贋作と判定された場合は出品はしません。このほか海外のアートオークションから購入したり、欧米などに買い付けにも行きます。なお、鑑定書のほかProvenance(Owners' History:制作したアーティストから現在の所有者に至るまでの詳細な所有者来歴書)が付属する作品が最良ですが(世界最大手のクリスティーズなどは、鑑定の際にProvenanceが付属し、さらに著名なコレクターの氏名がそこに入っていることが望ましいとしています)、そういう作品は稀少なのが現状です。 (古物商許可第452720004149号神奈川県公安委員会、青色申告事業者) |
