■作家・作品詳細
パブロ・ピカソ(Pablo Ruiz Picasso) 1881年10月25日~1973年4月8日 成年期以降の大半をフランスで過ごしたスペインの画家、 彫刻家、版画家、陶芸家、舞台デザイナー、詩人、劇作家。
20世紀の芸術家に最も影響を与えた1人で、キュビスム・ムーブメント の創立者。 他にアッサンブラージュ彫刻の発明、コラージュを再発見するなど、 ピカソの芸術スタイルは幅広く創造的であったことで知られる。
代表作 キュビスム黎明期に制作した《アヴィニョンの娘たち》(1907年)、 スペイン市民戦争時にスペイン民族主義派の要請でドイツ空軍や イタリア空軍がスペイン市民を爆撃した光景を描いた《ゲルニカ》(1937年)。
ピカソ、アンリ・マティス、マルセル・デュシャンの3人は、20世紀 初頭の視覚美術における革命的な発展を担った芸術家で、絵画だけで なく、彫刻、版画、陶芸など幅広い視覚美術分野に貢献した。
ピカソの美術的評価は、おおよそ20世紀初頭の数十年間とされており、 また作品は一般的に 『青の時代』(1901-1904)、 『ばら色の時代』(1904-1906)、 『アフリカ彫刻の時代』(1907-1909)、 『分析的キュビスム』(1909-1912)、 『総合的キュビスム』(1912-1919) に分類されて解説や議論がおこなわれる。
2015年5月11日にニューヨークのクリスティーズで《アルジェの女たち》が 競売にかけられ、約1億7900万ドル(約215億円)で落札され、 オークション史上最高価格を記録した。 今後もオークションで価格が上昇すると思われる巨匠。
★作品タイトル「マルゴット(待ち合わせ)」
原画 制作:1901年作品 技法:カンヴァス、油彩 所蔵:ピカソ美術館、スペイン、バルセロナ
最初のパリ訪問から4か月後、今度は同じスペイン、バスク地方出身の フランシスコ・イトゥリーノとのパリでの共同展示会の話が舞い込み、 パリ行きが決まりました。 2度目の訪問となる今回は、闘牛、競馬、花束、裸婦などの当時の 人々の好む作品を中心に、合計64枚以上の油彩画とデッサンからなる 作品を展示会用に描き上げ用意します。
その中でもピカソが世界的に知られるようになった出世作が、 「マルゴット」と呼ばれる作品で、ゴッホに影響を受けたと言われる 点描法を使った娼婦の絵です。 黄色、赤、緑、黒などの原色を使った点描法を用い描いた背景の中、 華やかな赤い洋服を着た娼婦に漂う、どことないけだるさを上手く 描いています。
この作品は、ピカソが国際的に知られるきっかけとなった非常に 有名な絵画でしたが、展覧会での作品の売り上げは低く、この後、 ピカソは経済的に困窮していきます。またそれは、次の青の時代に 徐々に移行する予兆でもありました。
■サイズ・コンディション、その他
サイズ
作品 50cm×70cm 額縁 56cm×75cm
コンディション
作品は良好な状態です。 額縁は小傷スレ有ります。
その他
作品面に作家版上サイン有り 見出し掲載欄の「商品の状態」は、作品の評価としますので、 額縁の状態は別途コンディションにて参照下さい。 基本的に額縁は無価値とお考え願います。 尚、額縁や作品の主観による評価の双方の差異はご容赦願います。
☆☆真作と模写の表記☆☆
【真作】 真作保証できる作品を真作と表記致します。 作者自身、又は著作権者等で作成した リトグラフ、木版画などの版画作品も対象です。 【模写】 真贋の判断ができない場合、又は作者不詳の作品は 模写と表記致します。
上記何れにも該当しない場合、真作と模写の表記は致しません。 (複製画、オフセット、ポスターなど)
尚、万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。 その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。 存命作家の場合は作家本人より、 物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。
☆☆額装取付け(シートのみの出品分など)、取替え(現状額縁の交換)☆☆
全ての出品作品に於いてご相談致します。 お気軽にお尋ね下さい。
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