ハイキュー同人誌「ライクアグラジオラス」《影日》・小説


小説・A5・60ページ(2015.6.28)紺一点/著:玉木/★高1の合同合宿で新しい速攻が決まったあの日は、影山が日向への恋心を自覚した日でもあった。速攻の事でギクシャクしていた関係も元に戻り、常に日向の一番近い位置に影山はいたし、一緒にいる時間も長かった。影山は日向も自分と同じ気持ちを持っていてくれていると思い込んでいたのである。だから、日向が自分に嘘をついてクラスの女子と弁当を食べ、そのうえ告白までされていた事を打ち明けられて、影山はショックを受けた。あまつさえ、日向がその女子と付き合う事も視野に入れていると知って、影山は逆上する。突き飛ばした日向が校門の壁にぶつかり、額から出血したのを見ても日向をその場に置き去りにしたまま逃げ出したのである。夏の合同合宿の4日前のことである。あの速攻の成功から1年が経とうとしていた。☆カバーをかけて保管していますので比較的きれいな状態だと思いますが、人手に渡った品である事をご了承下さい。ノークレーム、ノーリターンでお願い致します。発送は、ゆうメール180円か定形外270円またはレターパックライト430円を予定しています。*同梱発送も承ります。