★在銘 井廣? 鉄地木瓜形蕨手透鐔 肥後鐔? 金布目象嵌 両櫃孔 毛彫 二重唐草文 わらび手 桐箱入 【鐔03】


| 【鐔03】鉄地木瓜形蕨手透鐔 在銘 桐箱入 | 鉄地木瓜形蕨手透鐔、在銘 井廣?、金布目象嵌、両櫃孔、毛彫、二重唐草文、桐箱入りです。肥後金工と思いますが、詳細は不明です。
銘は○廣です。○は井のように見えますが、判然としません。鉄地に金の二重唐草文がある洗練された作品です。
「鐔・刀装具100選」の46ページに林又七の桜唐草文の図鐔が掲載されています。二重唐草文は又七の考案のようなので、肥後鐔ではないかと推測します。※本は付きません
----布目象嵌(清水三年坂美術館より引用)----
鉄などの硬い金属の表面に様々な方向から刻みを入れて荒らし、その上に金や銀などの薄い板を食い込ませる技法を布目象嵌と言います。
シリアのダマスカスにおいて紀元前より作られていた金銀象嵌細工が起源とされ、その技法はのちに「Damascene(ダマシン)」と称されました。
その技法がシルクロードの流れに乗って日本に伝わり、桃山時代になると盛んに用いられるようになり、以降、武具や装飾品などの金工品を彩りました。
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肥後象眼の技法は、大別すると布目象眼と彫込象眼があります。現在はほとんどが布目象眼のようです。
よく知られていない名工かもしれません。虫食いや細かい毛彫も秀逸で、良くできています。
経年の錆、汚れ、象嵌抜けが見られますが状態は良いです。わかる人にはわかる逸品です。画像でご確認下さい。
光の影響により、色が微妙に実物とは違って見える場合があります。また、パソコンやスマートフォンのブラウザによっても多少の違いがございます。ご了承下さい。
サイズ 縦:約7.13cm、横:約6.57cm、厚さ:約5.6mm、重さ:約78.7g 茎孔、縦:約2.65cm、横:約8.1mm
※撮影付属品は付きません ※落札後48時間以内に連絡がない場合、落札を取り消します ※発送方法の変更はできません ※受取後は受取連絡をして下さい ※希望額に届かない場合は取り消します ※本は付きません
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