■作家・作品詳細
エドガー(エドガール)・ドガ (仏語:Edgar Degas) (1834年7月19日 - 1917年9月27日) フランスの印象派の画家、彫刻家。 フルネームはイレール・ジェルマン・エドガー(エドガール)・ド・ガ (Hilaire Germain Edgar de Gas) 略歴 1834年 フランス、パリに銀行家の息子として生まれる。 1855年 エコール・デ・ボザール(官立美術学校)でアングル派の画家 ルイ・ラモート(fr)に師事した。 1856年、58年 イタリアを訪れ、古典美術を研究。
ドガは通常印象派の画家の一員とみなされている。 しかし、光と影の変化をキャンバスに写し取ろうとした モネのような典型的な印象派の画家たちと異なり、 ドガの制作の基盤はあくまでもルネサンスの巨匠や、 熱烈に信奉したアングルの画風にあった。
古典的手法で現代の都会生活を描き出すことから、ドガは 「現代生活の古典画家」と自らを位置付けた。 ただし、ドガも他の印象派の画家たちと同様、浮世絵、 特に葛飾北斎の影響を強く受けている事が小林太市郎によって 指摘され、日本におけるジャポニスム研究の発端となった。
★作品タイトル「靴下を直す踊り子」
ドガとバレエ
ドガの作品にはバレエを扱った主題、ことに楽屋や練習風景、 舞台袖といった一般人では出入りできない場所での場面を 描いたものが多い。 当時、踊り子たちはオペラ座の「小さなネズミ」fr:Petit ratと 呼ばれていたが、彼女らの舞台裏をありのままに描いた。
印象派の多くの画家たちと比べれば、銀行家の息子であり 裕福な家庭の出身であったドガは、バレエを好み、オペラ座の 定期会員になっていた。 座席を年単位で購入する定期会員は、オペラ座の楽屋や稽古場に 自由に立ち入ることが許されていた(20世紀半ばにこの特権は廃止)。 当時、オペラ座の一般会員は上流階級の社交場でもあったので、 父の逝去後、経済的には苦しくなった後にもドガは一般会員を 続けていたものと思われる。 ドガの描いたバレエの主題の多くはそこで見た風景である。
ドガの通った時代は、クラシック・バレエやモダン・バレエがまだ フランスには紹介されておらず、フランスはロマンチック・バレエの 時代で、ドガの作品のバレエ風景はすべてロマンチック・バレエの 風景となっている。 又、パリ・オペラ座の側でもドガに敬意を払い、ドガが1881年に 発表した彫刻「14歳の小さな踊り子」をモチーフにしたバレエ作品を 2003年ドガも通ったガルニエ宮(所謂「オペラ座」の劇場である) で初演している。
■サイズ・コンディション、その他
サイズ
作品 22.5cm×28cm F3 額縁 41.5cm×47cm
コンディション
作品は概ね良好な状態です。 額縁は経年感有りますが概ね綺麗な状態です。
その他
見出し掲載欄の「商品の状態」は、作品の評価としますので、 額縁の状態は別途コンディションにて参照下さい。 基本的に額縁は無価値とお考え願います。 尚、額縁や作品の主観による評価の双方の差異はご容赦願います。
☆☆真作と模写の表記☆☆
【真作】 真作保証できる作品を真作と表記致します。 作者自身、又は著作権者等で作成した リトグラフ、木版画などの版画作品も対象です。 【模写】 真贋の判断ができない場合、又は作者不詳の作品は 模写と表記致します。
上記何れにも該当しない場合、真作と模写の表記は致しません。 (複製画、オフセット、ポスターなど)
尚、万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。 その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。 存命作家の場合は作家本人より、 物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。
☆☆額装取付け(シートのみの出品分など)、取替え(現状額縁の交換)☆☆
全ての出品作品に於いてご相談致します。 お気軽にお尋ね下さい。
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