みなさま、はじめまして。

私は一生の相棒となるような革製品を作るために日々勉強中です。
使い続けた革製品は、もう手放せなくなるくらい愛着が沸きますし、自分が使った証がしっかりと残る経年変化はなんとも言えません。
これからもどんどん作製していくためにも、ヤフオクを利用して多くの方に見て頂き、自分自身で売り込んでいく必要があります。
ですが、それは簡単な事ではありません。
手縫いで良い革を使った製品は数多くありますし、何で差別化を図るのか？という事です。
それは、革・材料、技術等色々ありますが、私の場合は購入前に実際に手に取る事が出来ませんので、ブログで製作過程を公開しておりますので、それをご覧になってご判断頂くしかございません。
その為、手縫いの商品としては低い金額設定にしていますが、革や材料は長く使える良いものを使用しています。
もしよろしければ、購入のご検討をお願いします。

手作りの魅力
革の裁断から、金具の取り付け、コバの染色から磨き、手縫いをひとりで行っています。
工業化された大量製品とは違い、同じものを作っても二度と同じものはできません。
それを良しとされる方には喜んでいただけると思います。

素材へのこだわり
革は、主にタンニン１００％の国産を使用しています。
その理由は、使うほどに手になじみ自分のものへと変化していくからです。
革の匂いにあふれた生活は心を癒してくれます。
しかし、擦れや汗や雨等の水分により、薄い色の生地には色移りする場合がございますのですこしばかり注意が必要です。（私はそれも味と考えて、まったく気にしないですが・・・）
購入した革もやみくもに使うのではなく、できるだけ状態の良い部分は見える範囲の部分に使うなどパーツ作りも考えています。
それから、金具もできる限り真鍮製（真鍮も革と同様に使うほどに味がでます。）を使い、革とともに育っていく製品に仕上げています。

お手入れ
使い捨てのものとは違い、ずっと共に過ごしていくためには、お手入れも必要です。
通常は、ほこりを落とすブラッシングや乾拭きで十分です。
また、革がカサカサしてきたらオイルを入れてあげることも大事です。
雨や水分が付いた場合は、早めに濡れタオルで全体を拭いて自然乾燥させて、オイルを入れてあげるとよいでしょう。
手入れが革製品を育てるためには不可欠です。

経年変化
使えば使うほど、最初の状態とは変わってきます。
色やさわり心地がどんどん良くなることでしょう。
最初が一番かっこ悪くて、使っていくにつれかっこ良くなるものが最良のものだと思います。

出品物『分厚いコンパクトウォレット』

サイズ：メイン（㎝）横幅11.0：縦幅9.5：厚さ4.0

主な素材：本体外側タンニン鞣し栃木レザー製グレージングサドル（厚さ約1.5mm）内側栃木レザー製グレージングサドル（厚さ約1.5ｍｍ）

色：キャメル

糸：ビニモMBTベージュ

今回は艶ありの栃木レザーグレージングサドルを使用した分厚いコンパクトなサイズのお財布です。
タンニン鞣しの革ですので、使用するほど経年変化が楽しめます。
収納スペースは、カード入れが2箇所、フリーポケットが2箇所、コインケース、お札入れとなります。
全て手縫いでひとつひとつ手作りなので、製作時間は掛かりますが、名も無き私から買って下さる方には満足して頂けるような価格設定をしているつもりです。