老蘇 書籍 埴谷雄高 【作家】 「 垂鉛と弾機 」 ~ 存在と非在とのっぺらぼう/不可能性の作家として/亡命者についての文学 他
埴谷雄高
(1909~1997)本名・般若豊、台湾生れの日本の評論家、小説家。シュティルナー、レーニンに感化され、
1931年、日本共産党に入党するも、翌年逮捕。獄中でカント、ドストエフスキーに影響を受け、
戦後、政治・文学の評論を物し、全十二章の大著『死霊』を50年かけ九章で未完のまま死す、87歳。
書名:垂鉛と弾機
著者:埴谷雄高
発行所:未来社
発行日:1962年4月25日 第1刷発行
定価:480円
所収: Ⅰ; 存在と非在とのっぺらぼう / 夢について / 可能性の作家 / 不可能性の作家 / 夢と想像力と /
寝ている者の傍らで / 現実密着と架空凝視の婚姻 / 二十世紀文学の未来 /
Ⅱ; 不可能性の作家として / 大審問官の顔 /『白痴』寸感 / 自然のなかの死 / 亡命者についての文学 /
不死身な作家 /『作家の日記』/
Ⅲ; 未知を見るもの /「武田泰淳」解説 /『「愛」のかたち』の頃 /『貴族の階段』を読んで /「堀田善衛」解説/
堀田善衛『上海にて』/ 堀田善衛と開高健 / 椎名麟三の歩み / 椎名麟三『罠と毒』/ 野間宏小論 他 /
Ⅳ; 花田清輝『復興期の精神』/ 本多秋五『物語戦後文学史』/ 山室静『文学と倫理の境で』/ 竹内好『魯迅』/
福永武彦『ゴーギャンの世界』/ 吉本隆明『芸術的抵抗と挫折』/ 倉橋由美子『人間のない神』 他 /
〇 あとがき /
参考:帯なし。箱、小口・天・地、本文等に汚れ・ヤケ等あり。127×178。P316。380g。 ≪古本購入≫
ゆうメール(追跡なし)310円、ゆうパケット(追跡あり)360円。取置(1週間)・ゆうパック等で同梱可。
★終活のため処分しております。