大きめ イギリス アンティーク ヴォクソール ボクソール 蛍光 サフィレット フラワー ローズカット リング チェコガラス ヴォックスオール


◆商品概要

花弁の形のアンティークサフィレットの真鍮製リング。

サフィレットはヴィクトリア時代のブローチパーツから取り出したミラーバックのヴォクソール(イギリス発祥のフォイルバックの色ガラス)で、フラワーパーツの花弁型、モールド成形のルース。
表がローズカット様のファセットカットで、裏はフラットになっています。
蛍光性があり、色調はやや淡く、その分透明感が際立ち、光を受けた時に淡いブルーがブラウンの中にきらめきます。
オーバルやラウンドのローズカットのサフィレットにもよくある、白地の上に置くと色が抜けるタイプです。
だいぶ剥落してしまっていますが、このタイプは箔があった方が色がよく出ます。
オリジナルはフォイルがあって台座が金色なのですが、現況は中央の一部以外シルバーのフォイルがほぼないので、箔の代わりにロジウムメッキをかけて銀色にした台座にガラスを載せています。
周囲の色がガラスの反射する色にも影響を及ぼすため、台座はシルバーカラーの方がオリジナルのガラスと同じ見え方に近くなります(フォイルは鏡面がガラスに直に張り付けられた状態であり、台座の色を箔と同じにしてもあくまでも代用にしかならないため)。
リングは真鍮製で、台座部分はブローチに付いていたオリジナル品をブローチから外し、新品の既製品の輪っか部分を加工して台座を溶接してから磨き仕上げの上ロジウムメッキを掛けています。
ラスト一点です。

◆サイズ

∇サフィレット
9.10 mm × 10.25 mm

∇リング
内径 16.86 mm

◆状態

ガラスに縁周りに小さな欠けや細かい傷はありますが、ひどく目立つダメージはありません。


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