天才ドリル 立体図形が得意になる点描写 小学校全学年用 算数 考える力を育てる 認知工学 点むすび 点描写 立方体 立体図形 中学受験


点描写とは、一言でいえば、「格子状の点と点を結んで、手本どおりに図を描かせるもの」です。
ただ単純に、図形を写すだけのことですが、継続して取り組ませることで、
1. 立方体などの立体図形の感覚が養成できる
2. 点と点を結ぶ作業により、運筆の練習ができる
3. 図の位置と形を一時的に記憶することで、短期記憶を訓練できる
4. 複雑な図形を正確に写すことで、単純な計算ミスや書き写しのミスを減らせる
などの効果が期待できます。

<著者よりコメント>
「立体図形」は、中学受験でよく出題される問題でありながら、小学生が最もつまずきやすい問題の一つです。
実際によくあることなのですが、小学校高学年の児童に、事前に練習をさせないで、立方体を描くように指示したとします。
すると、驚くことに、正しく描ける児童はごくわずかで、ゆがんだ立方体を描く児童の方が多いことがわかります。
また、ゆがんだ立方体を描く子に、口頭で「正方形と平行四辺形を組み合わせて描けばよい」といくら指導しても、上達はしません。
結局、立体図形が苦手な子は、頭の中でイメージできていないからです。

立体感覚も、ほかの学習能力と同じように、年齢とともに向上していくものですが、これまでの指導を通じてわかったことは、適当な年齢でタイミングよく刺激を与えると、立体感覚が養成され開花することがある、ということです。
たとえば、ご存じのように、幼児期に積み木を使って遊ぶことは、立体感覚の養成に有効なことがわかっています。
では小学生の時期に、立体感覚を養成するのに最適なのは何でしょうか。それが、この「点描写」です。
実際、ゆがんだ立方体を描く児童に、「点描写」で練習をさせてみたところ、すぐに要領よく描けるようになりました。


★本の書き込み等、確認はしていますが、見落としがある場合もあります。

中古本ですので、気になる方は購入を控えて下さい。

ご質問があればお気軽にコメントください♪

よろしくお願いいたします(^^)