【真袖】廣津柳浪/柳浪叢書/前後2冊揃/初版/明治42/春陽堂刊/前篇1003+後編1019=2022頁厚冊/悲惨小説,深刻小説/筑後久留米藩士の子/長崎生
必ずお読みください! |
2018年3月から出品者に「ヤフーかんたん決済」の利用が強制されました 当オークションでは長くご利用を遠慮いただいておりましたが、今後ご利用を「可」とすることにいたします 但し今回の改悪により入金までさらに長時間を要するようになり出品者には大きなリスクと言わざるを得ません つきましては、引き続き良品を出品し続けるために次の4点を遵守願います ①必ず落札翌日までにお振込みまでのお手続きを完了願います ②お品物がお手元に届きましたら当日中に「受取連絡」を願います ③落札の翌々日または翌々々日にスムーズなお受け取りのできない方(時間指定は承ります)の入札はご遠慮下さい(お支払いをいただいても「受取連絡」がない限り入金されないのが現在のヤフオクのシステムですのでご了承ください) ④領収書は発行いたしません(当方へ全額入金はされません/領収書はヤフーに請求されるか金融機関等の受領証で代用ください) 以上お守りいただけない場合は「落札者都合」で落札を削除いたします(この場合お客様に「非常に悪い」の評価が自動的につきます)のでご注意ください! どうかご協力をお願い致します なお必ず自己紹介欄をお読みになり内容をご納得いただいた上でご入札ください |
作者と作品 |
文久元年肥前長崎材木町(現長崎県長崎市)に久留米藩士で医師の広津俊蔵(のち弘信に改名/外交官となる)の次男として生れる、祖父は読本作家の馬田昌調(本姓は廣津)、子の広津和郎、孫の広津桃子も小説家 はじめ医師を志し東大医学部予備門に入るも病気のため中退、農商務省の官吏となったが文学への興味が強くなりほどなく免職、放浪生活となる 明治20年友人の画家山内愚仙の勧めで処女作『女子参政蜃中楼』を「東京絵入新聞」に連載 翌21年博文館に入社、尾崎紅葉を知り硯友社同人となる 仝28年頃から客観描写に力を入れ『変目伝』『黒蜥蜴』などで下層社会の悲惨な実態を描く独自の作風を築き「深刻小説」「悲惨小説」と呼ばれる さらに写実的な心理描写を強め『今戸心中』『河内屋』などで評価を高め樋口一葉と並ぶ評判を得た小説家、広津柳浪(1861~1928)の『柳浪叢書』の初版本 前編後編2冊揃 明治42~43年、春陽堂刊 前篇1003+後編1019=2022頁、極厚冊 いまだ全集の刊行のない柳浪の作品をまとめて読める貴重な前後2冊! |
状態・その他 |
前編は難あり、背ヤケ、目次及び序文頁に痛み汚れ破れ書込み蔵印あり、最終頁に小穴(本文欠字1文字)、その裏面に墨書入れあり、本文はヤケあるも通読には問題なし 後編は背にヤケあるも概ね良好 箱はありません 古いものですので、画像をよくご覧になり、ノークレーム、ノーリターンでお願いします |