アメリカを代表する老舗ワークウェアブランド、LEE（リー）。
1889年、カンザス州サライナで創業された同社は、もともと食品や雑貨の卸売からスタートしましたが、20世紀初頭にはワークウェアの製造を本格化。1930年代には世界初のジッパーフライジーンズを世に送り出し、その実用性と耐久性から、リーバイスやラングラーと並ぶアメリカ三大デニムブランドとして高く評価されています。

今回出品するのは、LEEが1970年代に展開していた三角タグ時代のGジャンをベースに、現代的なシルエットで復刻されたモデルです。

この型のGジャンは、当時コーデュロイやシャンブレー、モールスキンなど様々な素材で展開されており、現在でもヴィンテージショップで稀に見かける存在。その中でもこちらは、王道のデニム素材を使用した貴重なバージョンとなります。

特筆すべきは、LEEらしい鮮やかでソフトなインディゴの風合い。リーバイスの無骨でドライな色落ちとは異なり、柔らかさと品の良さが感じられる発色で、どこか洗練された雰囲気を醸し出しています。

クラシカルなセカンド型をベースにしつつ、身幅を広く取ったゆったりとしたシルエットは、表記Lサイズながらリーバイス507XXの44〜46相当の着用感。オーバーサイズでラフに羽織る今っぽい着こなしにもぴったりです。

フラップ付きの胸ポケットやカフスなど、ワークジャケットらしいディテールも忠実に再現。状態も非常に良好で、これからじっくりと着込むことでアタリや色落ちなどの経年変化を楽しんでいただける、まさに“育てる一着”です。

【サイズ表記】L
・肩幅（平置き直線）：約58cm
・身幅（脇下直線）：約67cm
・袖丈：約59cm
・着丈：約66cm
※素人採寸のため、多少の誤差はご容赦ください。

ヴィンテージの雰囲気を備えながら、現代のファッションにもフィットする絶妙なバランス。状態はコーションタグがついたままの新品未使用となります。LEEの歴史や魅力がしっかり詰まった一着です。お探しの方はぜひこの機会にご検討ください。