WEBER Gallatin A14-F Mandolin ウェーバー・ギャラティン A14-F Aマンドリン Flatiron-Gibson


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□WEBER Gallatin A14-F Mandolin   ウェーバー・ギャラティン A14-F

ウェーバー製  2011年? ギャラティン A14-Fマンドリンです。

ウェーバーの中では、ギャラティンシリーズは、ベーシック(エントリー)モデルの部類になりますので、塗装はサテン仕上げで、ヘッドやボディのバインディングなどは省略されたシンプルなモデルです。
とはいえ、ウェーバーのマンドリンですので、手彫りのハンドメイドで制作されています。

商品の状態としては、2022年7月に都内、お茶の水の専門店で購入しました。
購入した時からですが、写真でもおわかりのように、ボディ表面やサイド(端)に塗装の剥がれや打痕多くあります。
その他、ネックやバックにもキズなどがあります。(詳しくは写真でご確認ください)
見た目は、大分使い込まれたプレーヤーズコンディションといった感じです。
ですが、楽器としては購入時に楽器店で調整もされて問題ない状態かと思います。
キズや剥がれなども多いですが、普段使いとして気を使わず、これからもバリバリ使える楽器かと思います。
但し、購入して3年経過しておりますので、必要であれば再度調整をなされてはと思います。
購入後は、こちらではロッドなどは触っておりません。

個人的な感想ですが、Aタイプのマンドリンとしては、シャッキと高音が出てしっかり音量もある現代的なマンドリンかと思います。
ジャンルを問わず使える楽器かと思います。
それと、Fフォールの中を覗くとWEBERのラベルが貼られていて、モデル、シリアルNo.と Bruce D Weber の名が記されています。
ウェーバー純正のハードケースがつきます。ハンドルの端が片方捲れていますが、使用には問題ありません。

ウェーバーのマンドリンは日本の楽器店では、あまり見かけることがないことと、
ベーシックモデルのギャラティンでも、アメリカでは 2000ドル以上になります。
昨今の楽器(特にアメリカ製)の高騰もありますので、この機会にご検討くださればと思います。

ウェーバー・マンドリンについて‥
1987年にGibson社がモンタナにあったFlatiron社を吸収し、ギブソンのアコースティック部門をモンタナに移転しました。
その後、ギブソンとフラットアイアンの両ブランドの製作を並行して行い販売していました。
その後、ギブソンが工場をモンタナからナッシュビルに移転する時期にマスタールシアーであった、ブルース・ウェーバーが
モンタナに残り、1997年に創業したのが、Weber Mandolin です。


以下、モデルのスペック情報です。
□Aスタイル fフォールのA5タイプ
メーカー:WEBER Mandolin
モデル:Gallatin A14-F(2011年製?だったかと)
製造国:アメリカ(モンタナ)
シリアル:11249XXX
ヘッド:ノンバウンド、ウェーバースクリプトロゴ
チューナー・ハードウェア:ニッケル
ボディ:トップ/ノンバウンド シカトスプールス   バック・サイド/メイプル
ネック:メイプル  ボルトジョイント
フレットボード:ノンバウンドのエボニー 24F
ナット幅:28mm
ブリッジ:ウェーバーオリジナル(調整可能)エボニー
テイルピース:ウェーバーの「w」の入ったオリジナル
フィニッシュ:サテンのニトロセルロースラッカー
ケース:ウェーバーオリジナルハードシェル


以上、よろしくお願いいたします。