古薩摩の鉄釉の小瓶です。唐津とは異なり、釉色に変化のあるねっとりと滑らかな釉肌です。鉄分の多い焦茶色の土色です。胴部に石噛み、縁の外反部の2割5分程の共色直しと縁の外側に小削げの金直しが1か所あります。また、肉眼では分かりにくいのですが首が折れた物が接合修理されており、そこから石爆ぜのところまで入が伸びています。徳利としてはチビチビ用ですがお花はにっこり受け入れる愛らしい小瓶です。紐なし箱あり。・胴径6.3センチ・高さ9センチ・容量6勺弱・桃山〜江戸初期 ※新規の方、評価の悪い方の入札は取り消す場合があります。商品到着後は速やかに取引ナビの受取連絡を入れて下さい。