世の中にCDプレーヤーは数あれど、真空管CDプレーヤーを
製品として出している有名メーカーはトライオードとラックスマン位でしょう。
トライオードは近年、TRV-CD4SE、TRV-5SE、TRV-6SEと
シリーズで製品を改良してきています。
中でも2016年に発売された本機TRV-5SEはアナログ段を完全左右独立としDAC単体としても使用出来るデジタル入力回路を装備し、パソコンからのUSB入力で24ビット192kHzまで対応しハイレゾ音源の再生を可能としています。
その他、同軸及び光入力も装備すると共にオーバーサンプリング機能で24ビット192kHzへ変換再生することが出来ます。

また本機はTRV-CD4SEやTRV-6SEでは見ることの出来ない
機能している真空管を正面パネルで眺める事が可能で真空管
CDプレーヤーであることを直感できる構造となっています。
これにより、室内照明を暗くすると赤々と照らされた真空管が
心を癒してくれます。
加えて本機TRV-5SEは前面スイッチで真空管からトランジスターへ再生をワンタッチにて切り替えて聴く事ができるためトランジスターと真空管の聴感を比較することも出来ますので二重に楽しめます。

本機は2018年に購入後、オーディオルームにて真空管アンプに接続してサブシステムとして大事に愛用してきました。
CDを真空管で味わってみて頂ければ嬉しいです。
大事に扱ってきましたが、残念ながら今回の移動中に右側面に小さな打傷が1個所出来てしまいました。全体的には美品の部類と思いますが写真にてご確認下さい。

本体以外付属品は電源コードとリモコンです。