1年ほど前に購入したものですが、使用機会がなく未使用品です。すでに生産終了しているため、新品は希少だと思います。

新品未開封ですが外側のビニールに穴が空いています(画像6枚目)
領収書等はありません。


[商品説明]
セラミックツイータ新型VST2を採用したフラッグシップモデルのバランス接続ケーブル搭載ハイレゾ対応カナル型イヤホン
セラミックツイータVST2の材料特性を改善
独自開発の積層型セラミックツイータVST2のセラミックエレメントに用いている材料特性の見直しを行いました。従来材料よりもリニアリティの高い材料(PZT:チタン酸化物を用いたセラミック)を開発し、高次の不調和音を低減しました。元来、VST2はスーパーツイータのため可聴域外の音の再生がメインでありましたが、リニアリティの向上により不調和音を低減したことで効果的な倍音が得られ、従来の解像度の高さを維持したまま今までに無い聴き心地の良い落ち着いた中高域を奏でられるようになりました。
チタン合金のフルボディを採用
イヤホンにとってサウンドユニットを固定する筐体材料や形状は非常に影響の大きいパラメータです。特に材質が音に与える影響は多大で密度の高い材質を用いることで余分な偏振動を抑制出来るというのが一般的です。
Ti3ではイヤホンの軽量化を目的に筐体に軽量なチタン合金を採用しました。チタンは固いというのが一般論です。しかしながら純チタンは意外に脆く日常的な使用でも小さな傷が付きやすい金属です。そこintimeはチタンをベースに傷が付きにくくかつ軽量性に優れたチタン合金を採用しました。チタン合金は軽量(低密度)ではあるものの、その機械的剛性が高く制震性に優れ、さらに音響伝達速度が高いというメリットを備えています。その反面加工性が悪いため高価になるというデメリットも持ち合わせています。
Ti3では筐体の内部構造の設計とウーハーの固定リングなどの設計見直しを行い筐体中に発生する偏振動を徹底的に抑制しました。さらに金属の持つ音の響きにもこだわり、10μm単位で音調ダンパーの細かな最適化を行うことで、硬質の軽量金属筐体とは思えないような深くて温かみのある音にまとめあげました。
新材質のハイブリッドバランスケーブルを採用
基本的なケーブルの構成はintime碧-Ti3と同様(ケーブルの芯材のHOT側にOFC+銀コート、COLD側にOFCを採用)、沈み混むような低域は顕在です。さらにバランスケーブルの持つ分離度の良さを更に向上させるために芯材の材質選定に徹底的に拘りました。その結果、分離度と解像度の両方を大幅に向上させ、バランスケーブルらしい空間表現に富んだ音作りを達成することができました。
チタンコートウーハーの採用
イヤホンの中心的な役割を担うウーハーには「intime轟」で定評のあるチタンコートウーハーを採用しました。同ウーハーの最大の特徴は速度感のある低域再生力ですが、今回はその周辺支持部材にダンピング特性に優れた部材を用い、チタン合金の制震性も相まって余分な偏振動を抑制し、速度感に加えて深みのある沈み込むような低域の再生能力を持たせました。
HDSS(R)技術の採用
Ti3ではTBI Audio System LLCの特許技術であるHDSS技術を採用しました。この技術はキャビネット内部の音の反射を抑制して乱れの少ない音を奏でる技術です。キャビネット内部で反射した音波はウーハーの振動版にも悪影響を与えるため振動板から不調和音を発生する原因になります。
HDSS技術を用いるとキャビネット内部の音が振動板に影響を与えないため、ウーハーが信号源に忠実な動きを取ります。故に聴き疲れが少なく、かつ臨場感のある音を得ること可能であると言われています。
その反面HDSSはウーハーの偏振動を抑制するため普段リスナーに聞こえている高音(偏振動による不調音とでも言うべきでしょうか)を減衰させてしまうため、音の流れが整然となりすぎてリスナーが感じるいわゆる抜けの良い音を犠牲にしてしまうことがあります。この音の抜けの良さ、実は臨場感には無くてはならないもので録音スタジオの音の響きなどには高音域の美しさは不可欠と言えるでしょう。そのためTi3では上述の新材料を用いたVST2のピュアな高感度高域再生特性を最大限に活用しHDSSの聴き疲れしない中低音に、intimeならではの抜けの良いピュアな高音を加えて絶妙なバランスで音質を最適化しました。
付属品
取り扱い説明書
本革イヤホンケース
イヤピースポーチ
オリジナルイヤーフック


intime カナル型イヤフォン SORATI3BALANCED4.4
ブランド:intime