1940年 浜松に生まれる、1963年 サロン・ド・プランタン賞(東京芸術大学)、1964年 日本版画協会賞、1965年 東京芸術大学大学院油絵科卒業、1971-75年 ニューヨーク在住、プリントメーキングワークショップで制作、1984年 詩画集『海へ』(詩・岡田隆彦、現代版画センター)刊行、1991年 静岡県文化奨励賞、1992年 文化庁特別派遣芸術家在外研修員、1994年 「果実の受胎駒井哲郎と現代版画家群像」(埼玉県立近代美術館)、1997年 個展(ブルガリア・ナショナルギャラリー)、1998年 個展(イスラエル・ティコティン美術館)、現在:日本版画協会会員・理事、日美連会員
コメント:「制作過程でイメージとかたち(そして色)とは、作品によって、あるときは前者が、他のときは後者が先行するといった具合に、両者が相互に喚起し合いながら進行します、かたちや色は、具象・抽象など既成の概念からは一切自由に、創作過程の必然にひとえに委ねています、そして結果としての作品には、日本の風土や歴史が私の中に培ってきた感性が表現されること、銅版画という表現形式によって新しい空間が拓かれることを願っています」