「鍛冶工房 弘光」、あかり工房から「花あかり」燭台のご紹介です。
「鍛冶工房 弘光」は江戸時代のたたら操業をルーツにもち、
時代に合わせ打刃物、小農器具、生活用具の他、玉鋼、和鉄による刀剣鍛錬の鍛冶業を受け継ぎ、
出雲の鉄文明・技術を作品に昇華し現代に継承しています。
工房では轟々と炎が燃え、職人さんたちは手際良くリズミカルに、
まるで生き物を扱うように、鉄と向き合っています。
「鉄は熱いうちに打て」の言葉通り、素早く作業しなければなりません。
熱々に熱した鉄を、丁度良いタイミングでカンカンカンと叩くと、
みるみるうちに形ができあがっていきます。
流れるように自然で見事な、職人さんの手さばきには見入ってしまいます。
出雲地方東部は、昔から鉄の産地として有名な地域で、
鍛冶職人の技術が向上したといわれています。
安来港は、江戸時代より鉄や鉄製品の積荷港として栄えました。
安来市には和鋼博物館や鉄の神様・金屋子神社もあります。
鍛冶工房 弘光は、江戸時代より鍛冶業を営み、
打刃物や小農器具などを作るとともに、刀剣鍛練によって日本刀などを作っていました。
工房の中に、ずらりと並んでいるさまざまなかたちの鉄の工具は、
自分たちで使い勝手が良いように、先祖代々からそれぞれ作るものに合わせて、全て手作りされたものだそうです。
現在は、あかりを中心とした工芸品、インテリア用品などをメインに作っており、
受け継がれてきた匠の技は、それらの作品の中に存分に活かされています。
例えばここで作られた「燭台」は、無駄を省いた清々しいフォルムで、
いつまでも眺めていたいほど、うっとりするような美しさです。
さりげない、シンプルなデザインですが、
細部に職人ならではの細やかな気配りが伺えます。
上部の台には燭台の代わりにコップを入れると花を添える事ができます。
しなやかに曲がった曲線が和ろうそくと花を美しく演出してくれます。
大変おすすめですのでこの機会に是非!!!
コンディション:中古のため写真のように傷、汚れはありますがその他は全体的に美品です。
サイズ横17センチ奥行き11センチ高さ31センチです。
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